無添加書道 / 書道家 遠藤夕幻 ~ mutenkashodo ~

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【連載】無添加書道について。6 「食べ物」

カフェ教室・お菓子2

【連載】無添加書道について。

前回までは、人と人との‘繋がり’をテーマに書いてきましたが、連載6回目は視点を変えて「食べ物」をテーマにして『無添加書道』を語りたいと思います。


この写真は、「井の頭カフェ書道教室」内で生徒さんに召し上がってもらったクッキーです。

このクッキーには、< 乳化剤(大豆由来)>が使われています。

「・・・なに、それ?」
いったいなんの話を始めたの?と疑問に思われた方も多いでしょう。
ここからは、少しの間「食品添加物」の話になります。

ぼくも去年の夏まで「乳化剤」という言葉自体を知りませんでした。買い物する際も、食品成分の表示なんて気にしたこともありませんでした。

ですが、日本一周の旅の途中で起きたある出来事がきっかけで、自分自身の「食生活」を見直すようになりました。

そもそも <乳化剤> とは・・・
簡単に言うと「通常はお互いが混ざり合わないもの(水と油など)を、均一に混ざり合った(乳化)状態にする化学物質」のことです。
アイスクリームやチョコレート、クッキー、菓子パンなどなど様々な食べ物に使われています。名前に「乳」と付きますが、乳製品は一切使われておりません。別の言い方をすると、合成洗剤などに使われている <界面活性剤> というものがそれに似た性質のようです。

ここでは、物質に関する詳細は省きますが、より詳しいことを知りたい方は、こちらを参考にされるといいかもしれません。
→ 「界面活性剤と乳化剤はよくない」へ (食物アレルギーとアトピーに関するページ)

また、<大豆由来> というのは <大豆レシチン> という植物性の天然由来成分を使っているという意味です。なにも表記されていない「化学合成由来」の乳化剤より、安全性が高いと言われています。
(大豆レシチンに使われている大豆が、そもそも「遺伝子組み換えではない」保証がないのが、唯一の不安要素ではありますが・・・)

長々と、乳化剤の説明文を載せてしまいましたが、もちろんぼくは学者でもなければ研究者でもないので、正直これ以上のことはよくわかりません。ですが、「体に悪い物なんだな」ということさえわかれば、それでだけで十分と思っています。
合成洗剤にも使われている化学物質に似たものを摂取することが、身体に良くないことは、だいたい誰でも予想がつくと思うのです。少なくとも、僕は合成洗剤に含まれるようなものは食べたくありません。^^;


・・・さて、いきなり話がガラッと変わりますが、皆さん「うに」は好きですか?

ぼくは「うに」が嫌いでした。なんだか薬品臭いような苦いような味がして、今まで美味しいと思ったことは一度もありませんでした。

雄勝町のウニ

2012年の夏、宮城県石巻市雄勝町へ「絵と書を贈るボランティア」に行った際、雄勝町で知り合った漁師さん一家と仲良くなりまして、漁師さんのお宅でお昼ご飯をご馳走になったときの出来事でした。

テーブルの上には、今朝獲ってきたばかりだという「うに」の山。

ぼくはそのときまで、東京の回転寿司などでしか「うに」を食べたことがなかったので、すごく苦手意識があり、漁師さんには本当に申し訳ないのですが、「これ苦手なんだよなぁ・・・」と、あんまり乗り気にもなれず、仕方なく食べ始めたのですが・・・

一口食べて、「ん?」 (あれ?おかしいな・・・)
二口食べて、「・・・おぉ?」 (全然臭くない・・・)
三口食べて、「・・・・・・うまいっ!」(笑)

初めて知りました。今まで東京で食べていたのは、本物の「うに」ではなかったのです。

「あぁ、これが本当の‘うに’の味なんだな・・・」

ぼくは雄勝で、生まれて初めて『うに』を食べたのだなと、しみじみ思いました。
雄勝で食べた『うに』は、嘘偽りのない『ほんもの』の味でした。これぞ、海の幸です。

驚いているぼくをみて、漁師さんが教えてくれました。
「東京で出てくるものには、<ミョウバン> が入っているからだよ」と。

形を整えるためや防腐・保存料の役割をする <ミョウバン> の入った「うに」。それは、紛れもなく薬品や食品添加物が使われた食べ物だったのです。

生まれて初めて美味しいと感じた『うに』は、漁師さんがその日の朝に獲って来てくれた、まだ動いている『生うに』でした。

・・・思わず、ぼくは笑ってしまったんです。『生うに丼』が美味しすぎて。^^


・・・・・・衝撃的でした。


ぼくは、20年以上もの間、何も考えず食べ物を口にしてきました。
どれだけの量の食品添加物を知らぬ間に摂取して、それらはどのような影響を僕の身体に及ぼしているのだろうか?と考えるだけで、とても怖くなりました。


そして、このことがきっかけで「食品添加物」に興味が沸き、少しずつ調べるようになりました。こうして、自分自身の食生活を見直すことになったのです。

ぼくにとって、「書道」は生活の一部であり、生きていく上で、必要不可欠なものです。
そして、あたりまえですが「食べる」という行為も、同じく生きていく上で必要不可欠なことなわけです。

・・・つまり、「書道」と「食べる」は、ぼくにとって同じ舞台に立っている、とても大切なことになるのです。食べ物によって健康的な体を維持し、その体を使って書作品を生み出すわけですから・・・。

‘書’と‘食’は、ちゃんと‘繋がって’いました。

   カフェ書道教室2
   「カフェ書道」教室の夜の外観

そして、今現在、ぼくは実際に自分自身の舌と感覚で感じたことを信じて行動しています。
余計な添加物は出来る限り摂取しないように心がけています。
自炊の際も、化学調味料を一切使わなくなりました。味付けは、シンプルに塩か醤油。
お味噌汁を飲みたければ、かつおぶしや昆布を使って出汁を取り、無添加のお味噌を使うようにしています。

もちろん、100%は無理かもしれませんが、できるだけ『無添加』になるように生活しています。

それから、せめて自分がやっている「カフェ書道」の教室では、無添加にこだわろうと思い、お出しするお茶やお菓子の成分にも気を遣っているのです。

とは言っても、自分の意識改革を書道教室の生徒さんに強要するつもりは一切ありませんし、食品添加物自体を全否定するつもりも一切ありません。

ただ、僕は自分自身の意志と判断で、選択しているだけなんです。
「いるもの」と「いらないもの」を。
さらには『無添加』な生活から創り出される『書道』に、今後価値を見出していきたいと思っているのです。


‘食’と‘書’は、たしかに‘繋がって’いました。
そして、『無添加』を取り入れた、無添加生活も、無添加書道も、ぼくにとってはどちらも一緒のことにようやく気が付けたんです。

これは、ぼく自身の『生き方』そのものです。
そう、『無添加書道』は、ぼくにとって『生きること』なんです。

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洞爺湖夕幻 トボトボ歩く図

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